🏥 これはお話ししておかないと…!
あれは去年の今頃でしょうか、、、オカメインコのチノをいつものように手に乗せて遊んでいた時、
ササクレが出来ていた左手の親指を、、、いえ!正確には、ササクレにもなっていないくらいの、親指の付け根のビミョ~な、ちょっとしためくれを、あの鉤型のクチバシの先端で《ピン!》と、ものすごい速さで引っ張ったのです!
「痛っ!!」
急な痛みに驚くとともに、私はその痛みの先に目をやりました。
大きな声に驚いたのか、チノもビックリした様子です。そして「何?」というふうに私を見上げました。
こちらも「何?!今の!!」という感じです。何しろさっきまで何もなっていなかった私の親指の爪の横が、突然ササクレているのです!!それも大分深く…(>_<)
その時は「痛いな~」と思う位で、特に気にもとめず、普通に生活していましたが、
次の日、、、
(何だかズキズキするし、何となく腫れているかも…)
その次の日、、、
(明らかに腫れてる…、けっこう痛い)
そのまた次の日、、、
(何もしてないのに痛すぎる!病院行った方がいいかも!!)
病院の定休日もあり、行かれるのは次の日の夜。もう痛すぎて効かない痛み止めを飲んで我慢し、病院へ行くと、、、
「あ~ササクレからバイ菌が入ったんでしょう、化膿してますねー。アクアチム軟膏出しておきますから塗ってください。」
「先生、、うち鳥を飼ってまして、オカメインコにむしられたんですけど。。。」
「とり??ん~…アクアチム軟膏つけて、なるべく安静にしてくださいねー」
言われたとおり、すぐ軟膏をつけて横になると…
(あれ?何かさっきより痛い…、おかしい…、体中がだるくなってきて微熱が出てきた…)
けど一番辛かったのはその痛み…
例えるならば『親指の先を、生のまま、縦に引き裂かれている感じ』
(あー私どうなっちゃうんだろー💦、もっと早く病院行けば良かった)
と後悔ばかりが襲ってきます。
その日はその痛みに耐えて何とか眠り、次の日、また次の日と、腫れも次第に収まってようやく完治することができました!
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今回の経験から分かったことは…!
教訓①:可愛い鳥にササクレをむしられた後は、いつもより念入りに手を洗う!
教訓②:可愛い鳥にもバイ菌はいる!
教訓③:可愛い鳥も動物である!
可愛いからと言って、必要以上の接近は禁物ですよ!
可愛い小鳥といえども、色々な菌を保有しています!
普段注意をして接していても、まさかササクレからバイキンが入り、微熱まで出てしまうなんて…、一概に鳥が原因とは言い切れませんし、その時の体調などにもよると思いますが、本当に気をつけなければいけないなと思いました。
※今回の症状は⦅ひょうそ⦆というもので、手足指先の小さな傷から細菌などが入り、赤く腫れ、化膿した状態になるもので、自然に治る場合もありますが、ひどくなるとリンパ管炎や骨髄炎をおこす可能性もありますので、ズキズキと痛み出したら我慢せず病院・皮膚科に行って診てもらいましょう。