インコの熱中症② ~危険性と入院中の様子~

オカメインコ

オカメインコが熱中症に…!

もし愛鳥が熱中症になってしまったら…
鳥の熱中症の危険性と 入院中の様子、お教えします。

 

前回は、わが家のオカメインコが熱中症になってしまったこと。
今回はその後、病院でどういう処置をしていただいたか。
また入院中の様子など、詳しくお伝えできればと思います。

(前回の様子は コチラから ご覧になれます)

 

🏥 熱中症の危険性

幸いわが家のエリアには鳥専門の病院がありますが、車で行けば15分、電車やバスだと1時間弱かかります。
いつもは家族に車で送ってもらっていますが、今回は緊急だったので タクシーを呼んでいきました。
(注:この時のタクシーは普通のタクシーでしたが、鳥がいることを告げてから乗車しました)

病院に着いてチノの様子を見せると、かなり危険だと判断した様子。

「触って大丈夫ですか?」
「かなり弱っているので処置の最中 危険な状態になるかも」と…

この時言われた治療の内容は、

1⃣ 脱水しているので点滴注射を1日数回
2⃣ 熱で脳がダメージを受けているので酸素室にいれる
3⃣ 少しでも栄養をとるため強制給餌をする

危険なのは「脳がダメージを受けている」ので「後遺症が起こる可能性がある」ということ。
そして、ひどい脱水症状が出たときは「お水」よりも「イオンウォーター」の方がよいということ。

そういったことも説明を受け、すぐに処置に入るということなので、私は一人 帰宅の途につきました…。

 

 

人の場合も同じで、熱中症などで脱水症状が起こると 体の中の水分・ナトリウム・カリウムなどの電解質が足りなくなって 体温が下がりにくくなり、脳が高温にさらされることで デリケートな脳の神経細胞は傷つき、障害が残ることがあるのです。

どこに障害がでるのか、どんな障害か、一過性のものなのか、ずっと続くのか、、、
ふらつき、旋回、嚥下障害など起こることもありますので、注意が必要です。

※鳥と人間では様々違いがありますが、熱中症にはなりますのでご注意ください

 

🐥 入院中の様子

【2日目】
点滴注射
強制給餌(77gまで減少)
物音や保定に驚く
目が見えていない可能性
左に旋回神経症状の疑い

【3日目】休診日

【4日目】
点滴注射
強制給餌の回数減る
殻付きを自力で食べている
視力戻ってきた様子?
旋回ほぼ無し
黒いフン胃からの出血か?止血剤の注射


(まだまだ辛そうですね)

【5日目】
朝は強制給餌
耳は聞こえている
目はまだ見えてないときも
旋回は無し
ぼーっとしている時間がある
血便は治った
尿酸値が高い脱水の影響か?

【6日目】
朝だけ強制給餌(食欲あり)
耳はよく聞こえる
目はまだ見えていないときも
体重増加している(84g)

【7日目】休診日

【8日目】祝日により休診

【9日目】
食欲だいぶ有り(88g)
耳は問題なし
目はまだ治っていない
尿酸の色も問題なし

ということで!退院の運びとなりました!!
が、、元々100gほどあった体重が 77gになっていたのは本当に驚きで、かなり危ない状態だったのだと感じました。
そしてもうひとつ…
後遺症で目があまり見えていないという事実…
ただ一過性のこともあるので、薬を飲みながら様子をみることに。

とにもかくにも、うちにチノちゃんが帰ってきます♡

もちろんすぐにカゴに戻せませんので、
目があまり見えていないチノちゃんをどう看病していくか
それはまた次回お話しいたします。。。

 

 

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