セキセイインコがヨード不足?
ちょっとショッキングな出来事がありました。
📅 2021/5/4(1日目)
おとといまで元気いっぱいお喋りして、仲良しのくぅちゃんと飛び回っていたセキセイインコのリリちゃんが、昨日は何だか元気が無く、寝てばかりいます。そしてよく見ると口をパクパクさせて肩で息をしている感じです。
今はちょうどゴールデンウィークの真っ只中、いつもお世話になっている動物病院はお休みです。
どうしようか考え、とにかくやっている病院を探すとともに、インターネットや本などで
「インコ 口パクパク」
「寝ている時間が長い」
「鳴かない 喋らない」
など、当てはまるワードを片っ端から調べました。
すると浮かび上がってくるのは、
「メガバクテリア症」
「そのう炎」そして
「甲状腺肥大」でした。
セキセイインコには生まれつきメガバクテリアを保有しているコが多く、普段は大丈夫でも寒さや免疫力が低下すると悪さをしに出てくる、、、と聞いたこともあるので、まずは「メガバクテリア症」を疑いました。
ただ自宅でできることといえば、「安静にして保温する」くらいなので、とにかく温かくして早く寝かせてあげることに。
わが家では1年を通してケージを専用のビニールで覆い、温度調節の器具を付けているので、朝方寒くないようにスイッチをONにしました。
<よし!明日この病院に行ってみよう!!>
📅 2021/5/5(2日目)
いつもお世話になっている病院は、徒歩30秒くらいにある、鳥もきちんと診てもらえる動物病院です。ただ6日までお休みで、先生もいらっしゃらないご様子。なので車で30分弱かかりますが、鳥や小動物を専門に診ている病院に行ってみることにしました。
でも今朝は昨日とは様子が違い、比較的元気でお喋りもしています。口もパクパクしていません。
「ん?保温が効いたのかな?」
「もしかして気のせいだったのか?」
などと思いながらも、やっぱり気になるのでしばらく様子を見ていると、、昨日ほどではありませんが、やはり口をパクパクし始めました。
午前中で診察が終わってしまうので、少しでも早く病院へ!!
車に揺られて向かっていると、ストレスの口パクパクが始まりました(>_<)
道中ずっとパクパクして、明らかに緊張している様子。
ようやく病院に着き、診察台に乗るとストレスはMAXに(>_<)!!
とにかく初めに糞便検査をして検査結果を待ちます。その間10分位でしょうか?実際はそんなに時間はかかっていないかもしれませんが、待っている間とても長く感じられました。でもその10分の間に、診察室でリリちゃんに話しかけたりしているうちに、ようやくいつもの感じのリリちゃんに落ち着いてきました(´▽`)
先生がやってきて「糞便検査、特に何も出なかったですよ」との言葉!!
「良かった~(≧▽≦)!!」
先生が手早くリリちゃんを押さえ、羽の様子や嘴の中、お腹などを触ってチェックしながら問いかけます。
「食欲はありますか?」
「あります」
「鼻水は出ますか?」
「出ていません」
「普段は何を食べてますか?」
「殻付きシードと、副食のサラダと牡蠣殻です」
「ビタミンはあげてますか?」
「換羽の時はあげてますが普段はあげていません」
「ペレットだと栄養素が足りているんですが、シードだけだと必要な栄養が足りないんです。日常的にビタミン類はあげてくださいね」
「ビタミンには種類が色々ありますが、AとかBとか何が必要なんですか?」
「総合ビタミンに、ミネラル、そしてヨウ素(ヨード)が入ってるものが良いです。ヨウ素が足りないと甲状腺が肥大してしまうんです」
「ヨウ素、ですか?甲状腺肥大?」
「そのう検査もしますね」
「はい、お願いします」
「レントゲンはどうしますか?」
(そのうの検査で特に何も出なければ、恐らく甲状腺で間違いないだろうな)と思った私は、
「レントゲンはいいです」と断りました。
そのう検査も、細長い器具をそのうまで入れて中身を吸い取るというものなので、小さいリリちゃんにはかなりの負担です。…でもこの先生、色々検査している間に、リリちゃんの頭をなでなでしてくれたんです(*´ω`)何だか少し救われました。
そのうの検査も異常ありませんでした。
…ということは、やはり甲状腺のようです。
20日分のおクスリをもらい、今日から投薬スタートです。
飲み水をおクスリの水に置き換えるというもの、ちゃんと飲んで早く元気になってもらいたいです。